江口幸子 のバックアップ(No.1)


「おはようございまーーーーす!おはようございます^^」
「みなさんこんちはーーーー!こんちは^^」
凛とした大和撫子。指時計をしている。
主に京都校に出講しているが、その他京都南校、大阪南校、名古屋校、福岡校に出講。京都校では、月、水、木曜日に出講し、一部クラスを除くほぼ全てのクラスの授業を独占。
朝は大きくて真っ黒なサングラスを掛けて出講する。
髪の毛は白髪混じりの黒髪ロング、確実に駿台No.1の美しさ。因みに髪の手入れは適当らしい(古文科菅野三恵先生談)。髪質が非常に気になる。かつてパーマをかけようとした際、どう頑張ってもパーマはかからず美容院が諦めて返金したとか(菅野三恵先生談)。
ツヤツヤしている。気持ち悪いほどツヤツヤしている。とにかくツヤツヤしている。
脚が非常に細く美脚である。スタイルが非常に美しい。
授業は駿台漢文科の中でも最高峰のクオリティーで非常に分かりやすく、方法論的に一貫した読み方・解き方を授業する。その点では現代文科の中野芳樹先生に似ている。
ただ話す内容というより口調がガサツというか、言い捨てるような口調のため嫌だと思う生徒もいる。そうでなくても最初は大抵カルチャーショックを受ける。
板書の字も綺麗とは言えず速記のためか結構雑に書く。
しかし、普段は几帳面で字も綺麗である。
講師室ではしばしば新聞を読んでいる。京都南校では、新聞を片手に向かいの元木高男先生と話す姿がデフォルト。
地理科の森雄介先生曰く、思わず感心してしまうほどの漢字マニアらしい。
そのせいか、授業中で語句問題の解説時に時おり漢字について熱く語ったりもする。
漢文は覚える所は覚えなければならないが普段の語彙力がモノを言うと主張する。
「漢文は覚えるんじゃありませんよ!・・・普段の語彙力!」
身長が低く童顔なのでロリっぽいが勿論おばさんである。時折ミニスカートで授業したりもする。かわいい。
チャイムが鳴る2分前には教室の周辺に待機しており、隣教室の掲示板を見たり、生徒と雑談をしながら時間を潰している。
チャイムが鳴ってから指時計を確認して自分のタイミングで教室に入って来る。
授業が終わると何故かダッシュで講師室に逃げ去って行く。
文章の内容を一人芝居で説明する時、とてもテンションが上がるので必見である。後期途中にははっちゃけてとても面白い話を毎授業でぶっ込んでくる。
最初の方は皆、怖そうな先生が来たと思うが、次第に笑ったり暴走したりするのでその時にファンが急増する。これぞギャップ萌えである。特に女子のファンが多い気がする。偶に急に1人でウケることがあるので、その時は一緒に笑ってあげましょう。「(何かにツボった時)私ねぇ~、笑い上戸なのよ~ウッフフフフ」
講師室で誰か他の先生や生徒と会話している時は、漢文の本文内容を説明する時のあのはっちゃけた師の姿を見ることができる。
寝ていると起こされる。
「そこ、寝ないんですよ」(起こす時に「前から何列目の〇色の服の彼or彼女」という風に指定してくるので、起こされる方には軽い羞恥プレイ)、「そこ、シバいて起こして!真面目に授業を聞いている生徒に失礼ですよ。」「今大事なとこですよ」
頬杖を付いていても注意される。
「顔の形、変わりますよ」
しかし自分はというと、教室の空調調節のために教務室に連絡した際、両手で頬杖をついていた。生徒たちは思ったはずだ、「顔の形、変わりますよ」と。
肘を付いていても注意される。「身体、歪みますよ」
口頭で重要なことをよく言うのでメモは取った方が良い。
というか本人がそう言ってくる。「聴いてるだけじゃないんですよー、今手を動かすんですよー」
1人ツッコミもよくする。「私なら50分の授業でセンター漢文100年分は読めますよ。だってぇ、読んでいくだけだし。まぁ、100年も過去問ないけど。」
ハート型が好きなようで、師が配るプリントにも登場する(プリントの題名は「漢文」にハートが2個付いている)。特に初めてそのプリントが配布された時は、初回授業で受けたカルチャーショックとまだまだ冷淡な授業進行しかされていない時期で培ったはずの師のイメージを根本から覆され、そこでもファンが急増する。
板書は大切な句形などを書くのでノートは必須である。また師はルーズリーフを断固として嫌っているのでルーズリーフに書くのは止めよう。オススメのノートの書き方を初回授業で詳し目に紹介する。
質問対応は良い。漢文学習の相談、ノートの書き方の相談にも乗ってくださる。

【語録】
「手ー止めない、書く」
「何、がぁー?何、をー?」
「ツッコミ入れながら読むんですよー」
「今日じゃなくていつもですよー」
「漠然と読まない!」
「訳して満足しない!」
「何が大事ー?今、何が大事ー?何に気を付けなあかん?」
「今何言ってるか分かる?」
「今日何の話ー?」
「どぉするぅー?」
「そう思って読んだー?」
「そう思って読んでー?」
「今休憩しないんですよー」
「んーやっ!(←反語)」
「対句!」
「ここ普段の語彙力!」
「たらたら読まない!」
「考えた証拠残すんですよー」
「(排泄の泄を説明する際に)もれる!!もらす!!はい、今書くときですよー」
「もぉ~、ボクのバカバカバカバカ(明らかに間違っている書き下しを選んだ生徒の真似)」
「ここ行間開けましょうねー」
「ノート一面全部埋めるくらい、でっかく書きましょうねー」